主な疾患について
主な疾患について
神戸駅前もりのメンタルクリニック(精神科・心療内科)
身体表現性障害(身体症状症)は、
検査をしても異常が見つかりにくい身体の不調が続き、生活に支障が出る状態をいいます。
頭痛、めまい、動悸、息苦しさ、腹痛など、多様な身体症状が続く一方、
内科や他の医療機関では「異常はありません」と言われてしまうことが多いため、
「気のせいでしょう」と片づけられてしまい、本人は深く傷ついてしまうこともあります。
しかしこれは決して気のせいではなく、
ストレス・不安・心の緊張が身体症状として現れる、治療可能な病気です。
身体表現性障害の症状は多岐にわたり、人によってさまざまです。
日によって症状が変わったり、複数の症状が同時に起こることがあります。
症状が続くことで、さらに不安が増えてしまい、悪循環になるケースもあります。
身体表現性障害は、
心のストレスや緊張が身体の症状として現れる状態です。
次のような要因が背景にあることが多いとされています。
身体表現性障害は、
「ストレスに弱いから」でも「気にしすぎ」でもありません。
身体と心が互いに影響し合って症状が出ているため、
医学的に理解される治療の対象となる疾患です。
こうした負担から気分の落ち込みや不安が強くなり、さらに症状が悪化することがあります。
身体表現性障害の治療では、
身体・心・生活の3つの側面から総合的にアプローチすることが大切です。
症状のパターン・発生する状況・生活環境・ストレスの背景などを丁寧に伺い、
身体に現れている不調の意味を一緒に整理します。
必要に応じて、
などを、体質に合わせて慎重に使用します。
症状の背景となっている
をゆっくり整理していきます。
気持ちを整理するだけでも、症状が軽くなることがあります。
無理なく継続できる方法を一緒に探していきます。
必要に応じて、
なども可能です。
「どこに相談すればいいかわからない」という方にこそ来ていただきたいと考えています。お気軽にお問い合わせください。
こうした不安やつらさは、相談によって大きく軽減できます。
A. もちろんです。身体表現性障害は「検査に異常がないのに体調が悪い」方が対象の疾患です。
A. 生活リズムの調整やストレスの緩和だけで改善される方も多く、薬は必須ではありません。
A. 空きがあれば受診可能です。お電話でご確認ください。
A. 必要に応じて内科での検査を提案することもあります。精神科では、心身のつながりを含めて評価します。
A. 原因を整理し、生活・心理・薬物療法を組み合わせることで改善するケースは多くあります。
身体表現性障害は、身体症状がつらいのに原因が見つからず、不安や混乱が大きくなる病気です。
心と身体の両面からのサポートで、症状は少しずつ改善が期待できます。
神戸で原因不明の体調不良にお悩みの方は、神戸駅前もりのメンタルクリニックへご相談ください。
空きがあれば当日の受診も可能です。
JR神戸駅から徒歩1分(神戸市中央区)、高速神戸駅から徒歩3分
初診予約はお電話で受け付けています(再診予約はWEBからも可能です)