精神科・心療内科
神戸駅前もりのメンタルクリニック

うつ病・不眠症など精神科・心療内科の主な疾患

神戸市中央区の神戸駅前もりのメンタルクリニック

主な疾患について

精神科・心療内科で診療する
主な疾患について

心の不調は、精神的な症状のみならず、身体的な症状や行動パターンの変化としても現れることがあり、
様々な症状が複雑に絡み合うことで、いくつもの疾患が複合的に重なっている可能性もあります。
精神科・心療内科での主な疾患について、わかりやすく解説していますが、
これだと思う症状があっても一人で悩まず、専門家に気軽に相談してみてください。
一緒に乗りえていけるようにしていきましょう。

うつ病

うつ病は、気分の落ち込みや意欲の低下が長く続き、仕事・学業・家庭生活に支障をきたす心の病気です。 「ただの落ち込み」「気の持ちよう」と思われがちですが、医学的な治療によって改善が期待できる疾患であり、神戸周辺でも多くの方が受診されています。

うつ病

不安障害(全般性・パニック障害・社交不安症)

不安障害とは、過度な不安や心配が続き、生活に支障が出る状態を指します。 「気のせい」や「性格の問題」と片づけられることがありますが、医学的に治療が必要な病気です。 神戸周辺でも多くの方が悩まれており、早めの相談で改善が期待できます。 不安障害には大きく以下の3つのタイプがあります。

不安障害(全般性・パニック障害・社交不安症)

睡眠障害(不眠・過眠・夜間の異常行動)

睡眠障害とは、眠れない(不眠)・眠りすぎてしまう(過眠)・夜間に異常行動をとってしまう、などの問題により、日中の生活に支障が出る状態をいいます。 現代では仕事やストレス、生活リズムの乱れから、睡眠の不調を抱える方が非常に増えています。 「そのうち治る」と思って放置すると悪化することもあり、早めの相談が大切です。

睡眠障害(不眠・過眠・夜間の異常行動)

適応障害

適応障害は、環境の変化やストレスにうまく対応できず、心身に不調が生じてしまう状態です。 仕事・学校・家庭の問題、人間関係の変化など、誰にでも起こり得るストレスがきっかけになります。 気分の落ち込みや不安、眠れない、涙が出てしまう、会社や学校に行けないなど、生活に支障が出るほどの症状が出ることがあります。 原因がはっきりしていることが多く、早期に治療や環境調整を行うことで回復が期待できます。

適応障害

双極性障害(躁うつ病)

双極性障害は、気分が大きく変動する病気で、 気分が高ぶり元気がありすぎる「躁状態」と気分が落ち込み動けなくなる「うつ状態」を繰り返すことが特徴です。 以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。 うつ状態だけでなく、ハイテンションな状態があることが診断のポイントです。 気分の波によって、仕事・学業・生活全般に影響が出ることがあり、早期の診断と、長期的な治療がとても重要になります。

双極性障害(躁うつ病)

統合失調症

統合失調症は、思考や感情、行動が不安定になり、日常生活に支障が出る病気です。 脳の働きのバランスが崩れることで起こるもので、決して本人の性格や努力不足が原因ではありません。 幻聴や被害的な考え、不安の高まりなどの症状がみられますが、治療によって症状の安定を目指すことができます。 早期に相談することで、生活の戻りが大きく変わります。

統合失調症

発達障害

発達障害は、生まれつきの脳の働きの特徴により、注意の切り替えが苦手、段取りが難しい、コミュニケーションがうまくいかない、感覚の過敏さなどが日常生活に影響する状態をいいます。 一見「性格の問題」「努力不足」と誤解されることがありますが、発達障害は脳の特性によるもので、本人の意思とは関係ありません。 適切な理解と支援で、生きづらさは大きく軽減できます。

発達障害

強迫性障害

強迫症(強迫性障害)は、「頭ではわかっているのに、不安が強く、ある行動をやめられない」という状態が続く病気です。 自分でも「やりすぎだ」「意味がない」と分かっていても、不安を抑えるために同じ確認や行動を繰り返してしまいます。 一人で抱え込んでしまう方が多く、相談が遅れてつらさが大きくなるケースも少なくありません。

強迫性障害

PTSD

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、つらい出来事やショッキングな体験をきっかけに、その記憶が強く心に残り続け、日常生活に影響が出てしまう病気です。 事故・災害・暴力・ハラスメント・犯罪被害・医療体験・突然の喪失など、「命の危険や強い恐怖を感じた出来事」の後に発症することがあります。 時間がたっても忘れられず、心と身体がずっと緊張したままになってしまうのが特徴です。

PTSD

認知症と周辺症状

認知症は、脳の働きが低下することによって、記憶・判断力・注意力などの機能が少しずつ障害され、日常生活に支障が出てくる状態をいいます。 加齢による「物忘れ」とは異なり、生活に影響するほどの困りごとが増えてくることが特徴です。 認知症そのものだけではなく、混乱・不安・興奮・妄想・睡眠障害などの「周辺症状(BPSD)」が強く出ることがあり、ご本人もご家族も大きな負担となることがあります。

認知症と周辺症状

職場のメンタルヘルス(休職・復職支援)

仕事のストレスや職場環境の変化、人間関係の問題などが重なると、心や体が疲れ果ててしまい、普段通りの働き方ができなくなることがあります。 「休むべきか迷っている」「しばらく休んでいたが復帰が怖い」「復職しても続けられるか不安」など、休職や復職に関する悩みは決して珍しいものではありません。 当院では、単に診断書を発行するだけでなく、休職・療養・リワーク・復職後の定着支援まで、長期的な流れを一緒にサポートすることを重視しています。

職場のメンタルヘルス(休職・復職支援)

自律神経失調症

「体調がずっと悪いのに検査では異常がない」「気分も身体も不安定」こうした状態は、自律神経が乱れている可能性があります。 自律神経は、体温調節、心拍・血圧、睡眠、消化、ホルモンバランスなど、体のすべての“無意識の働き”をコントロールしています。 ストレス・生活リズムの乱れ・環境変化などが重なると、この自律神経のバランスが崩れ、様々な不調が出ることがあります。これを一般的に 自律神経失調症 と呼びます。

自律神経失調症

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害は、生まれ持った性格傾向や対人関係の癖が強く偏ることで、本人の生活や人間関係に大きな負担が生じてしまう状態を指します。 「性格の問題」ではなく、長年の環境・ストレス・生育歴・性格特性が複雑に絡み合って起こる「心の特性」です。

パーソナリティ障害

身体表現性障害

身体表現性障害(身体症状症)は、検査をしても異常が見つかりにくい身体の不調が続き、生活に支障が出る状態をいいます。 頭痛、めまい、動悸、息苦しさ、腹痛など、多様な身体症状が続く一方、内科や他の医療機関では「異常はありません」と言われてしまうことが多いため、「気のせいでしょう」と片づけられてしまい、本人は深く傷ついてしまうこともあります。 しかしこれは決して気のせいではなく、ストレス・不安・心の緊張が身体症状として現れる、治療可能な病気です。

身体表現性障害

アルコール依存症

アルコール依存症は、「お酒の飲み方を自分の力だけではコントロールできなくなってしまう状態」 を指します。 「意志が弱い」「本人の性格の問題」といった誤解が今も多いですが、医学的に治療が必要な病気であり、脳の働きが変化することで起こるものです。

アルコール依存症

起立性調節障害

起立性調節障害(OD)は、自律神経の働きが乱れることで、朝に起きられない・立ちくらみ・倦怠感などが続く病気です。 小学生〜高校生に特に多く、思春期の体の成長によって自律神経が不安定になりやすいことが関係しています。 「怠けているのでは?」「気持ちの問題?」と誤解されがちですが、これはれっきとした医学的な病気であり、本人が一番つらい思いをしています。

起立性調節障害

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)は、検査では異常がないのに、腹痛・下痢・便秘・ガスなどの症状が繰り返し起こる病気です。 ストレス・緊張・不安・生活リズムの乱れがきっかけとなり、腸が過敏に反応してしまうことで症状が出ます。 「気のせいでは?」「ストレスのせいだけでは?」と片付けられがちですが、本人の生活に大きな支障が出ることも多く、専門的な治療やサポートが有効な疾患です。

過敏性腸症候群

HSP(繊細気質)

HSP(Highly Sensitive Person)は、刺激を受け取りやすく、物事を深く感じやすい気質(生まれ持った特性)のことです。 病気ではなく、医学的な診断名でもありません。 しかし、環境やストレスの影響を受けやすいため、心身の不調や生きづらさにつながることがあります。

HSP(繊細気質)

PMS(月経前症候群)

PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)は、月経前に心と身体の調子が大きく乱れる疾患です。 「月経前だから仕方ない」「気のせい」ということではなく、ホルモン変動と脳の働きの変化が関わる医学的な症状です。 精神科では、気分の波や不安、イライラなどの感情症状に対して治療やサポートを行うことができます。

PMS(月経前症候群)

摂食障害(拒食症・過食症)

摂食障害は、体重・食事・体型への強いこだわりによって、食行動が大きく乱れてしまう病気です。 大きく分けると拒食症(神経性やせ症)と過食症(神経性過食症)の2つがあります。

摂食障害(拒食症・過食症)

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