主な疾患について
主な疾患について
神戸駅前もりのメンタルクリニック(精神科・心療内科)
HSP(Highly Sensitive Person)は、
刺激を受け取りやすく、物事を深く感じやすい気質(生まれ持った特性)のことです。
病気ではなく、医学的な診断名でもありません。
しかし、環境やストレスの影響を受けやすいため、
心身の不調や生きづらさにつながることがあります。
こうした特徴を持つ方が「HSP体質」と呼ばれています。
心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したHSPの要素です。
物事を深く考え、慎重に判断する傾向があります。
他の人よりも情報処理の量が多く、疲れやすさにつながることもあります。
大きな音・強い光・人混みなど、刺激が多い環境が苦手です。
長時間続くとぐったりしてしまうことがあります。
嬉しいことも悲しいことも強く感じやすい傾向があります。
相手の気持ちに影響されやすく、人間関係で疲れやすいこともあります。
細かな変化や表情の違いなどに気づきやすい特徴があります。
仕事では大きな強みになり得ますが、過度な緊張につながることもあります。
HSPそのものは病気ではありませんが、
環境が合わないと次のような困りごとが起こりやすくなります。
こうした生きづらさは、心理的なサポートや生活調整で改善が期待できます。
HSPは病気ではありませんが、気質がストレスと重なると
次のような状態につながることがあります。
「HSP気質+環境の負荷」で心身の不調が現れやすいのです。
当院では、気質の理解を深めながら、必要に応じて治療やサポートを行います。
といった整理を一緒に行います。
HSPの方は無理を重ねてしまうため、
などを具体的に提案していきます。
不安・緊張・抑うつ・睡眠の問題が強い場合には、少量の薬が効果的なことがあります。
無理に薬を使う必要はありません。
職場環境が合わず体調を崩す方には、
必要に応じて診断書や復職支援を行います。
「HSPがつらい」のではなく、
「HSP気質の人にとって負担が大きい環境」が問題であることが多いため、
その調整を一緒に行っていきます。
話しやすい範囲でお話しいただければ大丈夫です。
A. 病気ではありません。生まれ持った気質です。
A. 医学的な診断名ではありませんが、気質の傾向を評価し、必要なサポートをお伝えします。
A. 必須ではありません。不安・緊張が生活に影響する場合には少量の薬が効果を発揮することがあります。
A. 空きがあれば可能です。お電話でお問い合わせください。
HSPは、生まれ持った繊細な気質であり、多くの長所もあります。
しかし環境が合わないと、強いストレスや生きづらさにつながることがあります。
神戸で「HSPかもしれない」「生きづらさが強い」と感じている方は、
神戸駅前もりのメンタルクリニックへご相談ください。
空きがあれば当日の受診も可能です。
JR神戸駅から徒歩1分(神戸市中央区)、高速神戸駅から徒歩3分
初診予約はお電話で受け付けています(再診予約はWEBからも可能です