精神科・心療内科
神戸駅前もりのメンタルクリニック

不安障害(全般性不安症・パニック障害・社交不安症)について

神戸市中央区の神戸駅前もりのメンタルクリニック

主な疾患について

不安障害(全般性・パニック障害・社交不安症)

神戸駅前もりのメンタルクリニック(精神科・心療内科)


不安障害とは?

不安障害とは、過度な不安や心配が続き、生活に支障が出る状態を指します。
「気のせい」や「性格の問題」と片づけられることがありますが、医学的に治療が必要な病気です。
神戸周辺でも多くの方が悩まれており、早めの相談で改善が期待できます。

不安障害には大きく以下の3つのタイプがあります。

  • 全般性不安症(GAD):日常生活の様々なことに対して不安が長期間続く
  • パニック障害:突然の強い動悸や息苦しさなどの発作が繰り返される
  • 社交不安症(社交不安障害):人前で話す・食事するなど「注目される場面」で強い不安が出る

よくある症状

  • 落ち着かない、ソワソワする
  • 些細なことが気になり、不安が止まらない
  • 動悸・息苦しさ・胸の圧迫感
  • 吐き気・めまい・手の震え
  • 夜に考え事が止まらず眠れない
  • 「また発作が起きるのでは」と不安が続く
  • 人前で緊張しすぎて行動が制限される
  • 不安で仕事・学業・外出が困難になる

▶身体症状が強いため、「心の問題」と気づかれず受診が遅れることが多い疾患です。


タイプ別の特徴

全般性不安症(GAD)

日常のさまざまな出来事に対して、「もし〜だったらどうしよう」と過剰に心配が続きます。
心配が止められず、疲れや睡眠不足につながることがあります。

パニック障害

前触れなく突然、
「死んでしまうのではないか」
と感じるほどの激しい発作(パニック発作)が起こります。

主な症状:

  • 動悸
  • 胸の圧迫感
  • 息切れ
  • めまい
  • しびれ
  • 強い恐怖感

発作を恐れて外出を避けるようになることもあります。

社交不安症(社交不安障害)

人前で話す、食事する、会議に参加するなど、「注目される場面」で強い不安を感じます。
症状としては、赤面、震え、声が出にくい、吐き気などが出ることがあります。


当院での治療

神戸駅前もりのメンタルクリニックでは、不安障害のタイプや生活状況に合わせて治療を組み立てます。

薬物療法

不安や緊張を和らげる薬、パニック発作を起こしにくくする薬などを慎重に調整します。
依存性のある薬が必要な場合は、リスクと使い方を丁寧に説明し、最小限での治療を心がけます。

カウンセリング・心理的アプローチ

生活リズムやストレス対処法を一緒に整理し、不安を悪化させる考え方のクセを修正します。
社交不安などには、行動面の調整が効果的な場合もあります。

働く世代・学生への支援

当院では、仕事・学業を続けながら治療できるよう、生活に合わせた治療プランを提案します。


受診をおすすめするケース

  • 不安や心配が長期間続いている
  • 発作が怖くて外出や通勤ができない
  • 人前で緊張しすぎて行動が制限される
  • 不安のために生活リズムが乱れている
  • 身体の不調が続くが、検査では原因が見つからない

こうした場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。


よくある質問(FAQ)

Q. 不安障害は治りますか?

A. 適切な治療で改善が期待できます。多くの方は日常生活に支障がないレベルまで回復します。

Q. 薬は依存性がありますか?

A. 不安に効く薬の中には依存性のある種類もありますが、抗不安薬を使用する場合は必要最小限にし、必ず説明した上で処方します。

Q. パニック発作は危険ですか?

A. 発作は非常に苦しいものですが、ほとんどの場合は数分で自然におさまります。継続的な治療で発作の頻度や強さは減らすことができます。

Q. 仕事を続けながら治療できますか?

A. できます。当院では働く世代の方への治療経験が多く、仕事との両立を考えた治療計画を提案します。

Q. 不安障害と自律神経失調症は違いますか?

A. 身体症状が似ていますが、原因や治療が異なる場合があります。診察で見極めが可能です。


まとめ・受診のご案内

不安障害は誰にでも起こり得る疾患で、治療によって改善が期待できます。
神戸で不安やパニック症状にお悩みの方は、神戸駅前もりのメンタルクリニック(精神科・心療内科)へご相談ください。

JR神戸駅から徒歩1分(神戸市中央区)、高速神戸駅から徒歩3分
初診予約はお電話で受け付けています(再診はWEBからも可能です)

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